著作権Q&A

著作権Q&A

教育を担当する者、教育を受ける者とは誰のことをいうの?

複製の可否
教育を担当する者:①授業を実際に行う教師→〇
         ②事務職員(①がコピー等を依頼した場合)→〇
         ③教育委員会(各学校に配布する場合)→✕
         ④他のクラスの担任等→✕

授業を受ける者 :①授業を実際に受ける児童・生徒→〇
         ②研究授業、授業参観の参観者→✕

授業の過程における使用とは、どこまでの範囲をいうの?

教育基本法、学校教育法、学習指導要領等により編成される教育課程上に位置付けられているもの
〇クラスでの授業
〇総合学習
〇特別活動(運動会等)
〇部活動
〇生徒指導
〇進路指導
〇その他、学校の教育計画に基づいて行われる課外活動
✕授業に関連しない参考資料の使用
✕校内LANサーバに蓄積すること
✕学級通信、学校便り等への掲載
✕教科研究会における使用
✕学校HPへの掲載

著作権者の利益を不当に害するとはどんなことをいうの?

①著作物の種類と用途
 ア 児童・生徒が授業を受ける際に、購入または借り受けて利用することを想定しているもの 
  (記録媒体は問わない)を購入等に変えてコピーすること。
 イ 本来の授業目的を超えた利用

②複製部数
 原則として、通常の1クラスの人数と担任する者の和を超えて複製する場合。

インターネットから得た資料をコピーして教員に配布してもいいの?

職員会議や教科会議等で、インターネットから得た資料をコピーして教員に配布してもいいの?

 原則として著作権者の許諾を得る必要があります。パソコンから直接ディスプレイ等に映す場合において「非営利・無料の場合の上映」(著作権法第38条1項)に該当する場合には、許諾を得ずに利用することが可能です。
 (営利を目的としない上演等)
第38条
公表された著作物は、営利を目的とせず、かつ、聴衆又は観衆から料金(いずれの名義をもつてするかを問わず、著作物の提供又は提示につき受ける対価をいう。以下この条において同じ。)を受けない場合には、公に上演し、演奏し、上映し、又は口述することができる。ただし、当該上演、演奏、上映又は口述について実演家又は口述を行う者に対し報酬が支払われる場合は、この限りでない。

録画した放送番組を授業で生徒に見せてもいいの?

 授業を行うものが自分の授業を行うためであれば、放送番組を録画して見せることができます。
しかし、他の授業者がいつでも使えるようにファイルサーバ等に保存して使える状態にしておくことはできません。
 また、授業で反復使用する必要がある場合を除き、使用後速やかに消去するようにしてください。
※著作物の内容を勝手に改変して利用する場合には、同一性保持権を侵害する恐れがあるので注意が必要です。

学校では著作物を自由に利用していいの?

原則は著作物を許可なく利用することはできません。
しかし、引用する場合、
著作権法第35条の例外規定に当てはまる場合は利用することができます。

著作権法
(学校その他の教育機関における複製等)
第三十五条  学校その他の教育機関(営利を目的として設置されているものを除く。)において教育を担任する者及び授業を受ける者は、その授業の過程における使用に供することを目的とする場合には、必要と認められる限度において、公表された著作物を複製することができる。ただし、当該著作物の種類及び用途並びにその複製の部数及び態様に照らし著作権者の利益を不当に害することとなる場合は、この限りでない。
  公表された著作物については、前項の教育機関における授業の過程において、当該授業を直接受ける者に対して当該著作物をその原作品若しくは複製物を提供し、若しくは提示して利用する場合又は当該著作物を第三十八条第一項の規定により上演し、演奏し、上映し、若しくは口述して利用する場合には、当該授業が行われる場所以外の場所において当該授業を同時に受ける者に対して公衆送信(自動公衆送信の場合にあつては、送信可能化を含む。)を行うことができる。ただし、当該著作物の種類及び用途並びに当該公衆送信の態様に照らし著作権者の利益を不当に害することとなる場合は、この限りでない。
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