新学習指導要領対応授業力向上

        新学習指導要領の実施に向けて

~「新学習指導要領対応授業力向上研修」を開催しました~

 

先月、高等学校及び特別支援学校の教員を対象にした「新学習指導要領対応授業力向上研修」を開催しました。

2020年度から順次実施される「新学習指導要領」では、アクティブ・ラーニングの視点を理解して授業力向上を図ると同時に、カリキュラム・マネジメントの視点を得て、学校の組織力を向上させることが、求められています。

 本研修では、聖心女子大学文学部教育学科の益川教授による講義から始まり、その後は各校種に分かれて講義・演習を行いました。

 益川教授の講義では、今年度センターが発行した「『主体的・対話的で深い学び』実現のためのサポートブック」が活用されました。研修に参加していない教職員の皆様も、サポートブックを学校の組織力向上に御活用ください。


写真:講義・演習「資質・能力の育成と『主体的・対話的で深い学び』
   実現に向けた授業分析」(益川教授)

 高等学校の講義・演習では、授業研究の文化が醸成されることを目指して、授業分析の手法を提案しました。1120日に行われる第2回研修までの期間に、研修参加者は各学校において、授業検討会を実施します。


写真:演習「高等学校学校の講義・演習」

 

 特別支援学校の講義・演習では、障害種ごとにグループを作り、浜松学院大学岩見教授の御指導の下、特別支援学校における「主体的・対話的で深い学び」について、意見を交わしました。

写真:演習「特別支援学校の講義・演習」


 本研修を受けた研修主任や、校内で研修を推進する立場の教員を中心に、各学校が実践に向けて踏み出すことを願っています。

 

【静岡県総合教育センター】