「しずおかの未来とこれからの学校を考える研修」を実施しました

7月6日(金)、小中学校の生涯学習担当教員や地域連携担当教員を対象に、「しずおかの未来とこれからの学校を考える研修」を実施しました。「社会に開かれた教育課程」の実現に向け、地域と学校が連携・連動する意義や方法を学ぶことが、この研修の目的です。

                 講義の様子

研修では、御前崎市の街を挙げた取組「スクラム・スクール・プラン」や、静岡市立清水江尻小学校のコミュニティ・スクールの具体的な取組についての事例を学びました。0歳から18歳までの途切れのない教育により、子どもたちが一貫して学びに向かう姿勢を作り上げる様子。また、子どもたちが主体となって地域の清掃プロジェクトを立ち上げ、地域住民と共に活動していくことで、自分に自信をもてるようになった子どもたちの姿。様々な事例から、学校と地域の連携・連動が教育にもたらすものの大きさを感じました。

                 発表の様子

 「これからの社会の中で、教育力を向上させ、教育の質を高めるために、学校はどうするべきなのか」、そして、「社会に開かれた教育課程をどう実現するべきか」、研修員同士で話し合い、ともに考えるきっかけとなりました。

               グループワークの様子

 今回の研修が、これからの学校づくりに必要な新たな視点を獲得するための一助となれば、と願っています。