2015年10月の記事一覧
モンゴル国の教育使節団が来所しました。
県の教職員研修について説明
モンゴル国教育・文化・科学省事務次官より掛け軸をいただく
センター施設内を見学
モンゴル国教育使節団とセンター所長・次長
10月19日(月)、モンゴル国の教育使節団(教育・文化・科学省訪問団)が来静し、『静岡県の教職員の学びの場』を視察するため、静岡県総合教育センターを訪れました。
使節団はセンターの概要や事業、教職員研修の説明を受けるとともに、実際の研修や電子顕微鏡などの施設設備を見学しました。
モンゴル国でも「教育者の育成」が重要な課題となっており、センターが研究・研修を進めていった過程の成功例や課題などを聞きたいとともに、今後も交流を深めていきたいという御意見をいただきました。
モンゴル教育使節団は、19日(月)から22日(木)までの4日間静岡に滞在し、県内の高等学校等も視察する予定です。
今回の来静は、モンゴル国教育・文化・科学省との連携の第一歩となりました。今後も連携を深めていきたいと考えています。
「新規採用職員研修(Ⅲ期)」を開催しました。
講義「教育課程の基礎」
協議・GW「半年間の振り返り」
演習「接遇フォロー」
平成27年度新規採用職員
~新規採用職員研修Ⅲ期を実施しました~
県総合教育センターでは、10月7日(水)~9日(金)の3日間、新規採用職員(学校事務職員及び教育行政職員)を対象に、「新規採用職員研修Ⅲ期」を実施しました。
研修では、教育予算や教育課程、人権教育、生涯学習など教育公務員として必要な知識を学びました。また、採用2年目の先輩から1年を終えての経験談を聞くとともに、グループ協議で自分の業務を振り返りました。2日目、3日目の「接遇フォロー」では、グループで今までにあった接遇事例を出し合い、対応に困った例や対応を考慮した事例をロールプレイで表現し、共有しました。
「地域住民からこんな電話があったんだけど…」「うちの学校ではこうやっている」など、普段の業務に対する思いを同期で話し合い、振り返るよい機会となりました。
4月から始まった新規採用職員研修はⅢ期で修了となります。研修で培った知識や気概が、学校現場の様々な場面で生かされていくことを期待します。
【静岡県総合教育センター】
「明日から使える学校カウンセリングの技法研修」を開催しました。
講義「学校カウンセリング」について
相談のデモンストレーションを観察
ロールプレイを行い事例検討
~明日から使える学校カウンセリングの技法~
10月1日(木)に、静岡県総合教育センターで、幼稚園、小中学校、高等学校、特別支援学校の教員を対象に「明日から使える学校カウンセリングの技法」の研修が行われました。
学校カウンセリングの技法や特徴を学ぶことによって、子どもや保護者と教育相談を行う上での資質の向上を図ることが研修の目的です。
研修では、演習を交えながら、開発的・予防的カウンセリングや問題解決的カウンセリングの実際について学びました。
研修員は、教育相談のデモンストレーションやロールプレイを観察しながら、児童生徒の内面に起こっている感情の動きや、問題が解決に向いたポイントなどを分析し、意見交換しました。
児童生徒の「すでにできていること」「今できている頑張り」を認めることで、信頼関係を築き、応援していこうという意識が研修員の中に生まれました。研修で学んだ知識や技法が、「明日から」学校現場で生かされていくことが期待されます。