研修日誌

平成28年度長期研修員研修報告会・閉講式

 
長期研修員研修報告会        長期研修員閉講式

所長・次長とともに

1年間の研修成果を実践へ…

~平成28年度長期研修員研修報告会・閉講式~

 

3月21日(火)、平成28年度静岡県総合教育センター長期研修閉講式を行いました。6人の小・中学校教員が、1年間長期研修員として学校教育の在り方や教育実践上の課題等について広い視野から考察・研究し、1年間の長期研修を修了しました。

長期研修員は、「コミュニティ・スクール」や「次期学習指導要領に基づく授業実践」など、今日的な教育課題の解決や今後の教育実践に生かすための研究に取り組み、その成果を3月1日(水)に開催された長期研修員研修報告会で発表しました。

長期研修の成果をまとめた「研修報告書」については、県内各小中学校(政令市を除く)に配布します。また、当ホームページ「調査・研究」にも長期研修「研修報告書」として掲載していますので、ぜひ、御活用ください。

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平成28年度研究報告会を開催しました

 

  
                               研究発表の様子

特別支援学校スタートブック
 

研究成果を学校現場の実践に!

~平成28年度研究報告会を開催しました~

 

 2月24日(金)、県総合教育センターにおいて教育に関する研究報告会が開催されました。それぞれの室や班、プロジェクトチームが行っている研究についてその内容を共有し、評価することが報告会の目的です。

 県総合教育センターでは、教育に関する今日的な諸課題について、1年間から数年間をかけて実証的・実践的な研究を行っています。研究報告会では今年度取り組まれた12本の研究について発表があり、そのうち最終年度を迎えた研究では、研究成果について詳細な報告がなされました。

例えば、「『特別支援学級担任スタートブック』に関する研究」では、2年間にわたる調査研究の過程に加え、その成果が「特別支援学級担任スタートブック」にまとめられたことが報告されました。このスタートブックは、3月末に特別支援学級へ配布・活用される予定です。

その他の研究でも、研究成果が学校現場での実践に生かされるように、成果のまとめ方や発信の仕方に工夫がなされています。

最終年度の研究については、3月下旬にこのホームページに「調査・研究」に研究紀要として掲載される予定です。ぜひ、御活用ください。

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生徒指導総合研修Ⅲ期を実施しました!

 

講義「教師の自己実現を図る生徒指導の可能性」      グループワークの様子


ポスターセッションの様子

児童生徒の健やかな「成長」のために

~生徒指導総合研修Ⅲ期を実施しました~

 

 1213日(火)~1214日(水)の2日間、県総合教育センターで、小学校・中学校・高等学校・特別支援学校で生徒指導の中心的役割を担う教員を対象とした「生徒指導総合研修」Ⅲ期を行いました。

6月に開催されたⅠ期研修、9月に開催されたⅡ期研修、今回のⅢ期研修を通して、学校における生徒指導の推進者としての資質の向上を図ることが研修の目的です。

今回の研修では、東京聖栄大学の岡田教授から、「教師の自己実現を図る生徒指導の可能性」と題してご講義いただきました。また、グループワークでは、「成長を促す生徒指導の必要性」「来年度に向けての生徒指導の課題解決の方策」をテーマに、各校の取組等を含め、生徒指導について深く協議することができました。

Ⅰ期から続いた「生徒指導総合研修」は、今回のⅢ期で終わります。研修員がそれぞれの学校で、生徒指導の推進者として研修の中で学んだことを伝え、広めていくことが期待されます。

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新規採用職員研修Ⅲ期を実施しました

 

講義「教育課程の基礎」       GW「半年間の振り返り~先輩と語る」

 

演習「接遇フォロー」          平成28年度新規採用職員

          事務室が変われば、学校も変わる!

~新規採用職員研修Ⅲ期を実施しました~

静岡県総合教育センターでは、1025日(火)~27日(木)の3日間、新規採用職員(小中学校事務職員及び教育行政職員)を対象に、「新規採用職員研修Ⅲ期」を実施しました。
 
研修では、教育課程や人権教育、生涯学習など教育公務員として必要な知識を学びました。また、採用2年目の先輩職員を交えて学校経営事務についての事例検討や、半年間の振り返りを行いました。2日目、3日目の「接遇フォロー」では、グループごと今までにあった接遇事例を出し合い、検討し合いながら代表事例をロールプレイングで表現し、共有しました。

「『チームとしての学校』の中で、自分はどのような役割を果たすべきなのか?」「『教育公務員』として、できることは?」…普段の業務から離れて、広い視野で教育事務という仕事を見つめ直す機会となりました。

 4月から始まった新規採用職員研修はⅢ期で修了となります。研修で培った専門知識や気概が、「チーム学校」で生かされていくことを期待します。

 

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次期学習指導要領対応授業力向上研修(高・特)

 
講義・演習「育成すべき資質・能力とアクティブ・ラーニング」   グループワークの様子

プレゼン資料の検討

「深い学び」ってなんだろう?

~次期学習指導要領対応授業力向上研修(高・特)を

実施しました~

 

1019日(水)、静岡県総合教育センターにおいて、高等学校、特別支援学校の教務主任等の先生を対象に第1回「次期学習指導要領対応授業力向上研修(高・特)」を開催しました。

学習指導要領の改訂に向け、学校では育成すべき資質・能力を育むための有効な手段である「アクティブ・ラーニング」を理解して授業力向上を図ることが求められています。同時に、「カリキュラム・マネジメント」の視点を得て、学校の組織力向上を図ることも、課題となっています。研修員が「アクティブ・ラーニング」と「カリキュラム・マネジメント」の視点を得た上で、学校全体に広めてもらうことが研修の目的です。

研修では、静岡大学の益川弘如准教授から、「育成すべき資質・能力とアクティブ・ラーニング」と題して講義を行っていただきました。また、研修員は模擬授業を体験しながら、主体的・対話的で深い学びについて理解を深めていきました。

今回の研修で学んだ内容を実践に生かし、来年2月1日(水)には第2回研修を実施する予定です。

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社会科「地理」授業づくり研修(中・高)

 

 
講義「地誌学習(地域学習)の位置づけ」    講演「地理情報システム・地理空間情報とは何か」

フィールドワーク実践

地図を片手に、歩いてみよう!

~社会科「地理」授業づくり研修(中・高)~

 

10月6日(木)、静岡県総合教育センターにおいて、中学校、高等学校、特別支援学校の教員を対象に『社会科「地理」授業づくり研修(中・高)』が開催されました。

地図や地図に関連する具体的資料を、授業において効果的に活用するポイントを学ぶ研修です。

 国土地理院広報広聴室の中野修氏から、「地理情報システム・地理空間情報とは何か」と題して講義を行っていただきました。

また、参加者は実際にフィールドワークも行いました。旧東海道を歩きながら、沿線の事物や事象を見つけたり、その存在理由を考察したりすることを通して、「地理的見方、考え方とは何か?」について深く考える機会になりました。

地図を片手に身近な地域を観察することで、課題や問いを得られ、深い学びにつながることを実感できました。講義、フィールドワーク、授業構想の演習等を通して、授業づくりへの手掛かりを得られる研修となりました。
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新任主任・事務主任研修を実施しました

 
講義・演習「若手リーダーシップ開発」講義・演習「地域社会総がかりで取り組む人づくり」

協議「主任・事務主任の役割」

リーダーシップも、フォロワーシップも!!

~新任主任・事務主任研修を実施しました~

 

24日(水)~25日(木)の2日間、県総合教育センターで、教育行政職員と小中学校事務職員の主任・事務主任を対象とした「新任主任・事務主任研修」Ⅱ期が行われました。

組織の中堅職員として幅広い知識や技能を身につけるとともに、教育に関する分野の知識を深め、学校運営に参画する意欲を高めることが研修の目的です。

研修では、組織の中でリーダーシップを開発するための「若手リーダーシップ開発」の講義・演習や、学校と地域をつなげる役割を担うための「地域社会総がかりで取り組む人づくり」の講義が行われました。

主任・事務主任の役割についてのグループワークでは、個々人がどのような取組をしているのか、職場の中でどのような役割を果たそうとしているのかといった活発な協議が行われました。

Ⅰ期から続いた「新任主任・事務主任研修」は、今回のⅡ期で終わります。研修員がそれぞれの職場で、これまで培ったキャリアを発揮していくことが期待されます。

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「不登校対応におけるチーム支援コーディネートのあり方」研修を実施

 
講義「不登校対応におけるチーム支援       演習「A-Pを活用したケース会議」の体験
コーディネートのあり方」


グループワークの様子

~「不登校対応におけるチーム支援コーディネートのあり方」研修を実施しました~

 

 8月9日(火)、静岡県総合教育センターにおいて、「不登校対応におけるチーム支援コーディネートのあり方~推進者養成研修~」を開催しました。

この研修は、幼稚園・小学校・中学校・高等学校の教員を対象とし、学校においてケース会議を通して、学校においてチームで不登校児童生徒を支援する体制づくりを学ぶものです。

講義では、不登校の現状や、不登校児童生徒に対する学校における取組について学びました。その後、ケース会議の進め方や留意点、外部機関との連携など、チーム支援のポイントを押さえながら、グループでケース会議の演習を行いました。

演習の中では、A-Pシート(アセスメント・プランニングシート)を活用し、児童生徒のアセスメント(見立て)、プランニング(支援計画を作成)をしていきました。支援に有効な情報を整理し、チームで役割を分担し、不登校児童生徒のストレングス(強み)を生かした支援目標を共有するところまで考えました。

学校における取組や、ケース会議を推進するノウハウを学べ、参加した皆さんが満足する研修となりました。
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「特別支援学級の授業づくり」研修を実施しました

 

  

 実践発表「特別支援学級の魅力ある授業」    演習「特別支援学級の魅力ある授業づくり」

特別支援学級のスタートブック(試案)

ゆったり構えて、元気よく、根気よく。

~「特別支援学級の授業づくり」研修を実施しました~

8月2日(火)に三島市商工会議所、8月3日(水)に静岡県総合教育センターにおいて、「特別支援学級の授業づくり」研修を開催しました。

 主に小学校、中学校の特別支援学級担任や通級指導教室担当の教員を対象とし、特別支援学級の授業づくりに関する知識・技能を身に付け、実践的な指導力を養うことを目的とした研修です。

研修では、特別支援学級担任3年目となる教員の実践発表が行われました。その後のグループワークでは、研修員が作成した指導案の検討を行いました。新任特別支援学級担任教員・通級指導教室担当教員は、「特別支援学級のスタートブック」(試案)を参考にしながら、話し合いに参加しました。グループの話し合いの中で、指導で使っている教材等についても情報交換しながら、それぞれが実践している指導・支援の工夫を知ることができました。
 日々悩みながら特別支援学級や通級指導教室で指導・支援している研修員にとって、授業改善の手掛かりとなる研修となりました。

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キャリアアップ研修(小・中)を実施しました


  
講義・演習「現在と未来の自分と学校Ⅰ」  講義・演習「今学んでおきたい学校マネジメントの基礎」

 


講義・演習「学び合う教職員集団」

        次世代の学校マネジメントの主役です!

~キャリアアップ研修(小・中)を実施しました~

 

6月14日(火)に県総合教育センター、6月17日(金)にプラサ・ヴェルデにおいて、「キャリアアップ研修(小・中)」Ⅰ期を開催しました。

この研修は、次世代のスクールリーダーとなる年代を対象とし、マネジメント力を高めることや自己のキャリアについて認識を深めることを目的とした研修です。

研修では、「現在と未来の自分と学校Ⅰ」「今学んでおきたい学校マネジメントの基礎」「学び合う教職員集団」等の講義やグループワークが行われました。

グループワークでは、絵カードや模造紙を使い、研修員同士で語り合いながら、自分のキャリアを振り返りました。そして、現在の学校・教職員が置かれている現状を理解し、スクールリーダーとして求められることについて、実践を想定して考えました。

今回の研修で学んだことを実践に生かし、平成29年1月~2月の「キャリアアップ研修(小・中)」Ⅱ期で実践成果を発表する予定です。研修員が各校でメンターサークル活動等の実践研修を行うことで、校内の学び合いがより進んでいくことが期待されます。

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