研修日誌
発達障害を対象とした通級指導教室担当の専門性の確保・指導力の向上
発達障害を対象とした通級指導教室担当の専門性の確保・指導力の向上は「喫緊の課題」です
全国の小・中学校では、通級による指導を受けている発達障害のある児童生徒数が増加しており、本県でも11年間で約16.5倍に増加しています。そこで、総合教育センターは平成29年度から2か年計画で「発達障害を対象とした通級指導教室担当者の指導力向上に役立つスタートブック」の研究に取り組み、その成果物となるスタートブックを発行しました。(今年3月末に各校へ配布しています。)
通級指導教室担当だけでなく、全ての教職員の参考になるスタートブックです。是非、お読みください。
※センターHPに掲載しています。⇒掲載ページ
〈参考:「通級による指導」とは〉
・通級による指導は、通常の学級に在籍しながら、一定の時間だけ障害に応じた特別の指導を特別な場(通級指導教室)で行う教育形態である。
・平成30年度、通級による指導が高等学校でも制度化され、静岡中央高等学校通信制の課程において、自立活動に相当する指導が始まっている。
【静岡県総合教育センター】
全ての校種で個に応じた支援が求められています
総合教育センターは、先日、「指導主事が知っておくべき新学習指導要領における特別支援教育のポイント」と題して、所員向けの研修会を開催しました。
障害のある子どもについては、自立と社会参加に必要な力を培うため、障害の状態に応じた適切な指導及び必要な支援を行う必要があります。特別支援教育は、発達障害のある子どもも含めて、障害により特別な支援を必要とする子どもが在籍する全ての学校において実施することが重要です。参加した所員は、講義や演習を通じて、理解を深めました。ここで所員が得た知見は、各研修や定期訪問、学校等支援研修等を通じて各学校へと発信していきます。
センターは、特別支援教育への理解を深めるための様々な研修や講義を用意しています。県内の教職員の皆様、センターの研修や支援等を積極的に活用し、各学校での特別支援教育の充実にお役立てください。
モンゴル国教員研修 第1弾
Сайн байна уу?
~モンゴル国教員教育研修センター長が来静しました~
Сайн байна уу?(モンゴル語で「こんにちは」という意味です。)11月26日(月)に来日したモンゴル国教員教育研修センターのセンター長であるスレンチメグ氏が、27日(火)から本県での研修を開始しました。静岡県総合教育センターから、4回にわたり、研修・視察の動向をお伝えします。第1弾となる今回は、本県とモンゴルの教育分野での連携から初日の研修の様子を取り上げます。
本県とモンゴルは、平成27年度に「教育・文化・科学分野での交流に関する覚書」を取り交わしました。平成28年度からは、モンゴルの指導主事が毎年研修のために本県を訪問し、今年9月には本県の指導主事がモンゴルを訪問するなど、教育の充実に向けた相互連携を深めています。
研修初日の27日、スレンチメグ氏は、本県のセンターでの研修体系や「主体的・対話的で深い学び」実現のための授業改善に関するセンターの取組について説明を受けました。スレンチメグ氏は、本県の研修体系等に深く興味を示し、センターの研修実施体制や教職員の参加状況、研究内容について、積極的に質問していました。
28日からは、センターで行われる研修の視察や学校訪問、本県とモンゴルの両センターによる連携協定の調印式などが予定されています。
それでは、第2弾を楽しみにお待ちください!
スレンチメグ氏が説明を受ける様子
センター所長・職員等と撮影
「事務室の先生」の研修
10月5日(金)、総合教育センターは、教育委員会事務局、県立学校、小中学校に今年度初めて配属された職員を対象に、「教育行政新任職員研修Ⅱ期」を開催しました。教育行政に関する基礎的知識を理解し、業務に対する意欲を高めることを目的とした本研修は、5月のⅠ期に続き2回目の開催となりました。
<研修の様子>
4月に配属されてからの半年間を振り返り、研修員は感じたことや悩んだことを共有しました。研修員が抱える多くの悩みは、「業務の効率化を図りたい」ということでした。文書やファイルの管理、手作業の省略など、より一層効率的に業務を進める方法を探り合いました。是非、研修での発見を学校に還元してください。
<研修員の声>
教職員の皆様、サポート体制が充実しているセンターの研修を積極的に活用してください。
※要約筆記…話の内容を要約し、文字にして伝える情報保障の方法
<手話通訳・要約筆記の様子>
ICTを活用した授業づくりについて学びました
学校等支援研修を開催し、ICTを活用した授業づくりについて学びました
~I(いつも)C(ちょっと)T(つかう)~
8月31日(金)、教育政策課情報化推進室と総合教育センターは、静岡農業高等学校で「学校等支援研修」を開催しました。「学校等支援研修」とは、学校や団体が主催する研修に、本センターの職員を派遣し、その研修をサポートする取組です。
静岡農業高校は昨年度から今年度にかけてiPad等のICT機器を導入したものの、有効に活用できていないことを課題に感じていました。そこで、ICT機器の利用経験があまりない教員も抵抗なく授業改善のツールとしてICT機器を使えることを目的として、本研修で入門的な授業例を学びました。
新学習指導要領では、「情報活用能力」はすべての学習の基盤と定められており、今後は、今まで以上に小中学校でICT技術を学び、身に付けた生徒が高校へと進学してきます。ICTの効果的な活用を理解し、「主体的・対話的で深い学び」の視点での授業改善を目指しましょう。
ICT分野に限らず、学校での研修の際は、「学校等支援研修」を御活用ください。
研修の様子①
研修の様子②
研修の様子③
研修の様子④
研修の様子⑤
研修の様子⑥
「学習科学の考え方を生かした学びの計画・実践」を開催しました!
「学習科学の考え方を生かした学びの計画・実践(ジグソー編)第1回を開催しました!
~ICT技術を活用したリアルタイム配信聴講も実施~
講師は、村山教授(静岡大学大学院)、河﨑准教授(同大学院)、益川教授(聖心女子大学文学部教育学科)が務めました。講義の中で講師は、事前に目標を設定し、「主体的・対話的で深い学び」による授業を行い、目標に対する評価をすることで、新たな学習につながることを、具体例を挙げながら示しました。
研修の様子
また、本研修のうち一部講義については、リアルタイム配信聴講を実施しました。リアルタイム配信聴講とは、ICT技術を活用し、センターで行われる講義を、別会場にライブ配信する試みです。今回の講義は、伊豆総合高等学校に配信され、2会場での聴講が初めて実現しました。本県は、様々な場面でICT技術の活用に取り組んでおり、センターでは講義のリアルタイム配信などを試行しています。研修員にとっては職場・自宅近くの会場を選択することで、聴講に係る負担を軽減できるようになります。ICT技術を活用した研修の試みについて、御注目ください。
「しずおかの未来とこれからの学校を考える研修」を実施しました
7月6日(金)、小中学校の生涯学習担当教員や地域連携担当教員を対象に、「しずおかの未来とこれからの学校を考える研修」を実施しました。「社会に開かれた教育課程」の実現に向け、地域と学校が連携・連動する意義や方法を学ぶことが、この研修の目的です。
発表の様子
「これからの社会の中で、教育力を向上させ、教育の質を高めるために、学校はどうするべきなのか」、そして、「社会に開かれた教育課程をどう実現するべきか」、研修員同士で話し合い、ともに考えるきっかけとなりました。
今回の研修が、これからの学校づくりに必要な新たな視点を獲得するための一助となれば、と願っています。
静岡県と中国浙江省の教員が、「教育」を通じて交流しました!
今回、浙江省杭州市から主に小・中学校等に勤務する音楽科教員の視察研修団が、本県の教育方針や総合教育センターの取組について学ぶために来静しました。
センターを見学する中で、研修団が最も興味を示したのが、図書室に所蔵されている音楽の教科書でした。特に、昭和9年のものを手に取り、夢中になって読んでいました。
図書室見学の様子
午後には、特別支援課と小中学校支援課の両課長による講義を行いました。
研修の最後に、静岡県と浙江省の教員がディスカッションを行いました。両県省の教育の違いについて掘り下げる場面が多く見られました。中国では、音楽の表現領域の中に舞踏が入っているため、日本では、体育の授業の中でダンスを扱っていることに、浙江省の教員は大変驚いていました。また、中国では合唱指導、鑑賞指導、舞踏指導は全て専門の教員が授業を行っているとのことです。ここにも、日本の教育との大きな違いが見受けられました。
指導主事とディスカッション
その他にも、日本の児童生徒は自分の教室以外にも廊下やトイレを掃除すること、日本の教員は担当する授業・研究に加え、帰宅後は家事を行い1日中フル稼働していることなどに、浙江省の教員はとても驚いていました。
また、浙江省の教員による演奏も披露されました。迫力ある踊りや演奏、合唱にセンター職員は魅了されました。
今後も、このような交流が続き、両県省の教育水準が向上していくことを期待します。
新学習指導要領対応授業力向上
~「新学習指導要領対応授業力向上研修」を開催しました~
先月、高等学校及び特別支援学校の教員を対象にした「新学習指導要領対応授業力向上研修」を開催しました。
2020年度から順次実施される「新学習指導要領」では、アクティブ・ラーニングの視点を理解して授業力向上を図ると同時に、カリキュラム・マネジメントの視点を得て、学校の組織力を向上させることが、求められています。
本研修では、聖心女子大学文学部教育学科の益川教授による講義から始まり、その後は各校種に分かれて講義・演習を行いました。
写真:講義・演習「資質・能力の育成と『主体的・対話的で深い学び』
実現に向けた授業分析」(益川教授)
高等学校の講義・演習では、授業研究の文化が醸成されることを目指して、授業分析の手法を提案しました。11月20日に行われる第2回研修までの期間に、研修参加者は各学校において、授業検討会を実施します。
写真:演習「高等学校学校の講義・演習」
特別支援学校の講義・演習では、障害種ごとにグループを作り、浜松学院大学岩見教授の御指導の下、特別支援学校における「主体的・対話的で深い学び」について、意見を交わしました。
写真:演習「特別支援学校の講義・演習」
本研修を受けた研修主任や、校内で研修を推進する立場の教員を中心に、各学校が実践に向けて踏み出すことを願っています。
【静岡県総合教育センター】
平成29年度長期研修員研修報告会
長期研修員研修報告会
所長・副所長とともに
1年間の研究成果を実践へ…
~平成29年度長期研修員研修報告会~
3月2日(金)、静岡県総合教育センターにて、平成29年度長期研修員研修報告会を開催しました。6人の小・中学校教員が今日的な教育課題について、課題解決を意図し実践に基づいた研究を行い、その成果を発表しました。
「OJT」「ファシリテーション」「新任通級担当の指導法」「共感的な人間関係を育む指導」「主体的・対話的で深い学び」といった、現在教育現場で喫緊の課題となっていることについて、実践に基づいた研究の報告を行いました。報告では、具体的なシートやモデル、指導内容の提案がなされ、発表を聞いた参加者からは、「このシートを使えば、今悩んでいる先生も、整理して考えられる」などの意見がありました。
長期研修の成果をまとめた「研修報告書」については、県内各小中学校(政令市を除く)に配布します。また、センターホームページにも長期研修「研修報告書」として掲載していますので、ぜひ、御活用ください。
海外の視点から見た、静岡県の教育のいいところ
総合教育センター 所長・副所長と王さん(中央) 県内小学校を視察
4か月半に渡る研修の成果を報告
海外の視点から見た、静岡県の教育のいいところ
~静岡県海外技術研修員研修~
平成29年10月から平成30年2月まで、中国浙江省からの海外技術研修員、王 倩(おうせん)さんが静岡県総合教育センターで研修を受けました。王さんは桐盧(とうろ)県培智(ばいち)学校(日本の特別支援学校にあたる)に勤務しており、日本の特別支援教育の理念や、授業で活用される教育方法を約4か月半にわたり、学びました。
県内の特別支援学校をはじめ小・中・高等学校への視察・見学を通し、特別支援教育の実際や実践されている支援方法について理解を深めました。特に「障害のある子どもたちにそれぞれ合う教育課程を編成し、細やかな指導を行っている」ことが印象に残ったとのことです。研修の終了に当たり、日本の文化と中国の文化の違い、日本の学校と中国の学校の違いについても報告していただきました。
お互いの違いを認め合いながら、それぞれの教育や取組を学び合う研修となりました。今後の王さんの浙江省での御活躍を期待しています。
子どもに音楽の機関車を!~あすなろ夢講座21を開催しました~
講演の様子 講師の丸谷明夫 氏
生徒とのやりとり
子どもに音楽の機関車を!
~あすなろ夢講座21を開催しました~
12月1日(金)、グランシップにて『あすなろ夢講座21「有徳の人」づくり講演会』を開催しました。講師に大阪府立淀川工科高等学校吹奏楽部顧問の丸谷 明夫 氏を迎え、「子どもに音楽の機関車を」と題し御講演いただきました。
丸谷先生がどのように生徒の心に火をつけているのか、全国最多の金賞受賞歴を誇る淀工吹奏楽部がどのように人を引きつける音楽をつくりあげているのかを笑いと情熱を交えながら講演していただきました。
講演の後半では、参加した中学生や高校生から丸谷先生へたくさんの質問が出ました。丸谷先生は、質問した生徒一人一人の意図や気持ちを確認し、丁寧に、楽しく答えてくださいました。
大人と子どもたちが共に学び、ステージと客席に垣根のない和やかな講演会となりました。
当日遠方から足を運んでくださった方々や講演に御協力くださった皆様方、本当にありがとうございました。
第41回全国特別支援教育センター協議会を開催しました
記念公園「障害のパラダイムシフト」 分科会別協議
伸ばそう個性、広げよう子どもたちの可能性!
~第41回全国特別支援教育センター協議会
総会・研究協議会を開催しました~
10月26日(木)~27日(金)、第41回全国特別支援教育センター協議会総会・研究協議会(静岡県大会)が開催されました。1日目は掛川グランドホテル、2日目は総合教育センターを会場とし、各都道府県の特別支援教育センター担当者約120人が協議しました。
1日目は、静岡県立大学国際関係学部石川 准教授に「障害のパラダイムシフト」と題し記念講演を行っていただきました。2日目は、それぞれ「教育相談」「研修」「調査・研究」「管理・運営」の分科会に分かれ、特別支援教育の現状について意見交換し、各都道府県の取組について協議しました。
活発な意見交換が行われ、全国の特別支援教育センターの連絡提携を密にすることができた2日間でした。インクルーシブ教育システムの中で、子ども一人一人の教育的ニーズに対応していくため、静岡県として全国の先進事例や情報を得ることができました。
「これからの学校図書館づくり研修」を実施しました
講義「学校図書館の現状と県の取組について」講演「アクティブ・ラーニング型授
業を支える学校図書館活用スキルを
教師こそ身につけよう」
演習「どの授業でも活用できる探究型スキル」
10月6日(金)、静岡県総合教育センターにおいて、学校図書館に携わる小・中学校の教員等を対象に「これからの学校図書館づくり研修」を開催しました。
研修では、県教育委員会社会教育課の向島教育主査が、「学校図書館の現状と県の取組について」講義を行い、学校図書館やその現状について理解を深めました。また、武蔵野大学講師の小林路子氏から「アクティブ・ラーニング型授業を支える学校図書館活用スキルを、教師こそ身につけよう」と題し、講演・演習を行っていただきました。
演習では、図書館の資料を活用した探究学習の基礎となる手法が紹介されました。テーマを見つけ、調べた内容をまとめ、伝えるために”プレゼンカード”を活用した手法は「教科を越えて使えることができそう」と大好評でした。
学校図書館を活用して調べ学習をすることは、「問い」について探求していくこと、「調べる学習」のスキルを獲得していくことにつながっていきます。学校図書館を活用して、自ら課題を見つけ、調べ、仲間と話し合いながら探求していく…これからの時代を生き抜く力を、学校図書館を活用しながらどう育んでいくのか、学ぶことができた研修でした。
経験3年職員研修(小・中)を実施しました
統括事務主幹講話 協議・演習「クレーム対応」
協議・演習「3年間の振り返りと今後の取組について」
仕事人生の基礎を、築き上げるきっかけに!
~経験3年職員研修(小・中)を実施しました~
静岡県総合教育センターでは、9月11日(月)~12日(火)の2日間、「経験3年職員研修(小・中)」を実施しました。
今回の研修では、採用から3年目を迎えた、小中学校の事務職員が「クレーム対応」や「文書事務」などの実践的知識・技能を学ぶとともに、「3年間の振り返りと今後の取組について」演習や協議を行いました。2日間の研修で、これまでの職務経験を踏まえながら、自分の強み・弱みや事務職員の役割についてじっくり考える機会になりました。
主体的に学校運営に携わっていくために、どのように能力を伸ばし、発揮していくか?研修員の学校での活躍が期待されます。
家庭科の授業づくり研修を実施しました
講義「家庭科の授業づくりと授業改善のポイント」
演習「実習教材にチャレンジ!」
家庭科は生活のどんな場面で生かせる?
~家庭科の授業づくり研修を実施しました~
8月4日(金)、静岡県総合教育センターにおいて、小・中学校、特別支援学校の家庭科を担当する教員を対象に「家庭科の授業づくり研修」を開催しました。
家庭科の専門的知識・技術を習得することや家庭科の授業改善について考えることを目的とした研修です。
静岡大学准教授の小清水貴子氏から、「家庭科の授業づくりと授業改善のポイント~家庭科の授業で育てたい資質・能力とは~」と題して講義・演習を行っていただきました。参加者は実際に実習教材を使いながらグループで縫い方の演習を行いました。
調理実習や被服実習にも、「この手順の意味」「この作業の意図」を児童生徒に理解させ、実生活に生かしていくという目的があります。このような授業改善の視点を学ぶとともに、グループワークでは「授業の目的は?」「実習の中で主体的・対話的な学びをどう取り入れるか?」について深め合いました。1日の研修を通して、授業改善の視点を得るとともに、普段の実践を振り返る機会となりました。
新規採用職員研修(小・中)Ⅱ期を実施しました
講義「文書事務」 講義・演習「心のおもてなし」
協議「学校事務職員の職務」
「学校事務」について、見直す機会となりました…
~新規採用職員研修(小・中)Ⅱ期を実施しました~
静岡県総合教育センターでは、7月13日(木)~14日(金)の2日間、「新規採用職員研修(小・中)」Ⅱ期を実施しました。
今回の研修は、教育行政組織と法規事務、文書事務、特別支援教育等、職務上の基礎的な知識を理解する貴重な機会となりました。また、㈱呉竹荘常務取締役の山下純乃氏に、「心のおもてなし」と題して接遇の基本や心構えについて、講義・演習を行っていただきました。協議「学校事務職員の職務」では、先輩職員も交えてグループワークを行いました。日々の業務について思うことやこれからの目標について同じ立場の学校事務職員同士で話し合いました。
「しずおかの未来とこれからの学校を考える研修」を実施しました
講義「地域と学校の連携・協働を考える~ 実践発表
『次世代の学校・地域』創生プランを踏まえて~」
グループワーク
つながりの中で、子どもは育つ。
~「しずおかの未来とこれからの学校を考える研修」
を実施しました~
6月28日(水)、小中学校の生涯学習担当教員や地域連携担当教員を対象に、「しずおかの未来とこれからの学校を考える研修」を実施しました。「社会に開かれた教育課程」の基盤である地域と学校が連携・協働する意義や、それを実現する具体的方策を学ぶことが、この研修の目的です。
研修では、静岡大学教育学部の島田桂吾氏から、「地域と学校の連携・協働を考える~『次世代の学校・地域』創生プランを踏まえて~」と題して講義を行っていただきました。
また、事例発表として、御前崎市の街を挙げた取組「スクラム・スクール・プラン」や、静岡市立清水江尻小学校のコミュニティ・スクール運営について具体的な取組を聞くことができました。地域との「協働」をどう捉えるか?「社会に開かれた教育課程」をどう実現したらよいのか?研修員どうしで話し合い、一緒に考えるきっかけになりました。
今回の研修が、それぞれの学校で、地域連携について「話し合う」、地域と「つながる」第一歩になることを期待しています。
【静岡県総合教育センター】
写真:講義「地域と学校の連携・協働を考える~『次世代の学校・地域』創生プランを踏まえて~」/実践発表/グループワーク
5年経験者研修(小・中)全体研修Ⅰを実施しました
教科別研修
いつもの授業をPDCAの視点でよりよく!
~5年経験者研修(小・中)全体研修Ⅰを実施しました~
6月2日(金)、経験年数が5年に達した小学校・中学校の教員を対象に、「5年経験者研修(小・中)」全体研修Ⅰを実施しました。教員としての使命感を高めるとともに、5年経験者として求められる資質能力、広い視野に立った指導力の向上を図ることが、この5年経験者研修の目的です。
今回の全体研修Ⅰでは、「生徒指導」についての講義と、教科別研修を行いました。普段行っている「生徒指導」や「授業」について振り返り、今後どのような意図をもって取り組んでいくのか、話し合う機会となりました。
5年経験者研修では、今後、所属校で授業実践と振り返りを行いながら、PDCAサイクルにより実践的な知識を身に付けていきます。また、9月22日(金)に予定されている全体研修Ⅱでは、教科別グループに別れて授業改善に向けたさらなる構想づくりに取り組んでいきます。
教育行政新任職員研修を実施しました
講義「学校事務の内容」
協議「1ヶ月を振り返って」
「はじめて」研修が始まりました。
~教育行政新任職員研修を実施しました~
4月24日(月)、初めて教育委員会事務局、教育機関、県立学校に出向した職員及び新規採用職員(行政及び小中学校事務)を対象に、「教育行政新任職員研修」Ⅰ期が行われました。「はじめて」教育行政に携わる研修員に対し、教育行政に関する基礎的知識を理解し、教育活動に対する意欲を高めることが、今回の研修の目的です。
研修では、「学校事務の内容」についての講義や、「1ヶ月を振り返って」の協議・グループワークが行われました。
グループワークでは、約1カ月間の学校勤務を振り返り、率直に感じたことや悩みについて話し合いました。今後、業務の中で心掛けたいことについて意見を出し合い、共有することは、教育活動により積極的により関わっていこうと考える契機となりました。
研修員がそれぞれの職場で、研修内容をどう生かしていくのか…。9月25日(月)に予定されている「教育行政新任職員研修」Ⅱ期につながっていきます。
平成28年度長期研修員研修報告会・閉講式
長期研修員研修報告会
所長・次長とともに
1年間の研修成果を実践へ…
~平成28年度長期研修員研修報告会・閉講式~
3月21日(火)、平成28年度静岡県総合教育センター長期研修閉講式を行いました。6人の小・中学校教員が、1年間長期研修員として学校教育の在り方や教育実践上の課題等について広い視野から考察・研究し、1年間の長期研修を修了しました。
長期研修員は、「コミュニティ・スクール」や「次期学習指導要領に基づく授業実践」など、今日的な教育課題の解決や今後の教育実践に生かすための研究に取り組み、その成果を3月1日(水)に開催された長期研修員研修報告会で発表しました。
長期研修の成果をまとめた「研修報告書」については、県内各小中学校(政令市を除く)に配布します。また、当ホームページ「調査・研究」にも長期研修「研修報告書」として掲載していますので、ぜひ、御活用ください。
平成28年度研究報告会を開催しました
研究発表の様子
特別支援学校スタートブック
研究成果を学校現場の実践に!
~平成28年度研究報告会を開催しました~
2月24日(金)、県総合教育センターにおいて教育に関する研究報告会が開催されました。それぞれの室や班、プロジェクトチームが行っている研究についてその内容を共有し、評価することが報告会の目的です。
県総合教育センターでは、教育に関する今日的な諸課題について、1年間から数年間をかけて実証的・実践的な研究を行っています。研究報告会では今年度取り組まれた12本の研究について発表があり、そのうち最終年度を迎えた研究では、研究成果について詳細な報告がなされました。
例えば、「『特別支援学級担任スタートブック』に関する研究」では、2年間にわたる調査研究の過程に加え、その成果が「特別支援学級担任スタートブック」にまとめられたことが報告されました。このスタートブックは、3月末に特別支援学級へ配布・活用される予定です。
その他の研究でも、研究成果が学校現場での実践に生かされるように、成果のまとめ方や発信の仕方に工夫がなされています。
最終年度の研究については、3月下旬にこのホームページに「調査・研究」に研究紀要として掲載される予定です。ぜひ、御活用ください。
生徒指導総合研修Ⅲ期を実施しました!
講義「教師の自己実現を図る生徒指導の可能性」 グループワークの様子
ポスターセッションの様子
児童生徒の健やかな「成長」のために
~生徒指導総合研修Ⅲ期を実施しました~
12月13日(火)~12月14日(水)の2日間、県総合教育センターで、小学校・中学校・高等学校・特別支援学校で生徒指導の中心的役割を担う教員を対象とした「生徒指導総合研修」Ⅲ期を行いました。
6月に開催されたⅠ期研修、9月に開催されたⅡ期研修、今回のⅢ期研修を通して、学校における生徒指導の推進者としての資質の向上を図ることが研修の目的です。
今回の研修では、東京聖栄大学の岡田教授から、「教師の自己実現を図る生徒指導の可能性」と題してご講義いただきました。また、グループワークでは、「成長を促す生徒指導の必要性」「来年度に向けての生徒指導の課題解決の方策」をテーマに、各校の取組等を含め、生徒指導について深く協議することができました。
Ⅰ期から続いた「生徒指導総合研修」は、今回のⅢ期で終わります。研修員がそれぞれの学校で、生徒指導の推進者として研修の中で学んだことを伝え、広めていくことが期待されます。
新規採用職員研修Ⅲ期を実施しました
講義「教育課程の基礎」 GW「半年間の振り返り~先輩と語る」
演習「接遇フォロー」 平成28年度新規採用職員
事務室が変われば、学校も変わる!
~新規採用職員研修Ⅲ期を実施しました~
静岡県総合教育センターでは、10月25日(火)~27日(木)の3日間、新規採用職員(小中学校事務職員及び教育行政職員)を対象に、「新規採用職員研修Ⅲ期」を実施しました。
研修では、教育課程や人権教育、生涯学習など教育公務員として必要な知識を学びました。また、採用2年目の先輩職員を交えて学校経営事務についての事例検討や、半年間の振り返りを行いました。2日目、3日目の「接遇フォロー」では、グループごと今までにあった接遇事例を出し合い、検討し合いながら代表事例をロールプレイングで表現し、共有しました。
「『チームとしての学校』の中で、自分はどのような役割を果たすべきなのか?」「『教育公務員』として、できることは?」…普段の業務から離れて、広い視野で教育事務という仕事を見つめ直す機会となりました。
4月から始まった新規採用職員研修はⅢ期で修了となります。研修で培った専門知識や気概が、「チーム学校」で生かされていくことを期待します。
次期学習指導要領対応授業力向上研修(高・特)
講義・演習「育成すべき資質・能力とアクティブ・ラーニング」
プレゼン資料の検討
「深い学び」ってなんだろう?
~次期学習指導要領対応授業力向上研修(高・特)を
実施しました~
10月19日(水)、静岡県総合教育センターにおいて、高等学校、特別支援学校の教務主任等の先生を対象に第1回「次期学習指導要領対応授業力向上研修(高・特)」を開催しました。
学習指導要領の改訂に向け、学校では育成すべき資質・能力を育むための有効な手段である「アクティブ・ラーニング」を理解して授業力向上を図ることが求められています。同時に、「カリキュラム・マネジメント」の視点を得て、学校の組織力向上を図ることも、課題となっています。研修員が「アクティブ・ラーニング」と「カリキュラム・マネジメント」の視点を得た上で、学校全体に広めてもらうことが研修の目的です。
研修では、静岡大学の益川弘如准教授から、「育成すべき資質・能力とアクティブ・ラーニング」と題して講義を行っていただきました。また、研修員は模擬授業を体験しながら、主体的・対話的で深い学びについて理解を深めていきました。
今回の研修で学んだ内容を実践に生かし、来年2月1日(水)には第2回研修を実施する予定です。
社会科「地理」授業づくり研修(中・高)
講義「地誌学習(地域学習)の位置づけ」 講演「地理情報システム・地理空間情報とは何か」
フィールドワーク実践
地図を片手に、歩いてみよう!
~社会科「地理」授業づくり研修(中・高)~
10月6日(木)、静岡県総合教育センターにおいて、中学校、高等学校、特別支援学校の教員を対象に『社会科「地理」授業づくり研修(中・高)』が開催されました。
地図や地図に関連する具体的資料を、授業において効果的に活用するポイントを学ぶ研修です。
国土地理院広報広聴室の中野修氏から、「地理情報システム・地理空間情報とは何か」と題して講義を行っていただきました。
また、参加者は実際にフィールドワークも行いました。旧東海道を歩きながら、沿線の事物や事象を見つけたり、その存在理由を考察したりすることを通して、「地理的見方、考え方とは何か?」について深く考える機会になりました。
新任主任・事務主任研修を実施しました
講義・演習「若手リーダーシップ開発」講義・演習「地域社会総がかりで取り組む人づくり」
協議「主任・事務主任の役割」
リーダーシップも、フォロワーシップも!!
~新任主任・事務主任研修を実施しました~
8月24日(水)~25日(木)の2日間、県総合教育センターで、教育行政職員と小中学校事務職員の主任・事務主任を対象とした「新任主任・事務主任研修」Ⅱ期が行われました。
組織の中堅職員として幅広い知識や技能を身につけるとともに、教育に関する分野の知識を深め、学校運営に参画する意欲を高めることが研修の目的です。
研修では、組織の中でリーダーシップを開発するための「若手リーダーシップ開発」の講義・演習や、学校と地域をつなげる役割を担うための「地域社会総がかりで取り組む人づくり」の講義が行われました。
主任・事務主任の役割についてのグループワークでは、個々人がどのような取組をしているのか、職場の中でどのような役割を果たそうとしているのかといった活発な協議が行われました。
Ⅰ期から続いた「新任主任・事務主任研修」は、今回のⅡ期で終わります。研修員がそれぞれの職場で、これまで培ったキャリアを発揮していくことが期待されます。
「不登校対応におけるチーム支援コーディネートのあり方」研修を実施
講義「不登校対応におけるチーム支援 演習「A-Pを活用したケース会議」の体験
コーディネートのあり方」
グループワークの様子
~「不登校対応におけるチーム支援コーディネートのあり方」研修を実施しました~
8月9日(火)、静岡県総合教育センターにおいて、「不登校対応におけるチーム支援コーディネートのあり方~推進者養成研修~」を開催しました。
この研修は、幼稚園・小学校・中学校・高等学校の教員を対象とし、学校においてケース会議を通して、学校においてチームで不登校児童生徒を支援する体制づくりを学ぶものです。
講義では、不登校の現状や、不登校児童生徒に対する学校における取組について学びました。その後、ケース会議の進め方や留意点、外部機関との連携など、チーム支援のポイントを押さえながら、グループでケース会議の演習を行いました。
演習の中では、A-Pシート(アセスメント・プランニングシート)を活用し、児童生徒のアセスメント(見立て)、プランニング(支援計画を作成)をしていきました。支援に有効な情報を整理し、チームで役割を分担し、不登校児童生徒のストレングス(強み)を生かした支援目標を共有するところまで考えました。
「特別支援学級の授業づくり」研修を実施しました
実践発表「特別支援学級の魅力ある授業」 演習「特別支援学級の魅力ある授業づくり」
特別支援学級のスタートブック(試案)
ゆったり構えて、元気よく、根気よく。
~「特別支援学級の授業づくり」研修を実施しました~
8月2日(火)に三島市商工会議所、8月3日(水)に静岡県総合教育センターにおいて、「特別支援学級の授業づくり」研修を開催しました。
主に小学校、中学校の特別支援学級担任や通級指導教室担当の教員を対象とし、特別支援学級の授業づくりに関する知識・技能を身に付け、実践的な指導力を養うことを目的とした研修です。
研修では、特別支援学級担任3年目となる教員の実践発表が行われました。その後のグループワークでは、研修員が作成した指導案の検討を行いました。新任特別支援学級担任教員・通級指導教室担当教員は、「特別支援学級のスタートブック」(試案)を参考にしながら、話し合いに参加しました。グループの話し合いの中で、指導で使っている教材等についても情報交換しながら、それぞれが実践している指導・支援の工夫を知ることができました。
日々悩みながら特別支援学級や通級指導教室で指導・支援している研修員にとって、授業改善の手掛かりとなる研修となりました。
キャリアアップ研修(小・中)を実施しました
講義・演習「現在と未来の自分と学校Ⅰ」 講義・演習「今学んでおきたい学校マネジメントの基礎」
講義・演習「学び合う教職員集団」
次世代の学校マネジメントの主役です!
~キャリアアップ研修(小・中)を実施しました~
6月14日(火)に県総合教育センター、6月17日(金)にプラサ・ヴェルデにおいて、「キャリアアップ研修(小・中)」Ⅰ期を開催しました。
この研修は、次世代のスクールリーダーとなる年代を対象とし、マネジメント力を高めることや自己のキャリアについて認識を深めることを目的とした研修です。
研修では、「現在と未来の自分と学校Ⅰ」「今学んでおきたい学校マネジメントの基礎」「学び合う教職員集団」等の講義やグループワークが行われました。
グループワークでは、絵カードや模造紙を使い、研修員同士で語り合いながら、自分のキャリアを振り返りました。そして、現在の学校・教職員が置かれている現状を理解し、スクールリーダーとして求められることについて、実践を想定して考えました。
今回の研修で学んだことを実践に生かし、平成29年1月~2月の「キャリアアップ研修(小・中)」Ⅱ期で実践成果を発表する予定です。研修員が各校でメンターサークル活動等の実践研修を行うことで、校内の学び合いがより進んでいくことが期待されます。
第2回「初任者研修(特別支援学校)」を開催しました。
身体表現活動 講義・演習「人権教育」
教育監講話
5月24日(火)から26日(木)まで、県総合教育センターで、第2回「初任者研修(特別支援学校)」が行われました。
研修の目的は、教育に対する理解や公務員としての自覚を高めるとともに、研修員が相互に学び合うことを通して、自己の特性や課題を自覚し、教育実践力の向上を図ることです。
研修では、「特別支援教育」「人権教育」「子ども理解と授業づくり」「社会人としてのソーシャルスキル」「教育の情報化」等の講義や演習が行われました。研修初日には劇団SPACが講師となり、体全体をつかって表現力や発想力を磨く「身体表現活動」を行いました。研修2日目には、先輩教員が講師となり、分散会「先輩教員と語ろう」を行いました。
今回の研修を通して、初任者同士で意見を出し合ったり、情報を交換したり、日々の教育活動に対する思いを話し合い、自らの実践を振り返るよい機会となりました。
初任者研修(特別支援学校)では、今回行われた全体研修のほか、地区別研修や障害別研修などの研修が行われます。1年間をかけて、研修員は相互に学び合い、教育実践力を培っていきます。
「アクティブラーニング」リーフレット説明会を開催しました。
総合教育センター研究資料(リーフレット)
「アクティブ・ラーニングとカリキュラムマネジメント」
リーフレットの活用について伝える
「アクティブ・ラーニングとカリキュラムマネジメント」で
県総合教育センターは3月22日(火)【会場:東部総合庁舎】、23日(水)【会場:静岡県総合教育センター】、研究報告資料(リーフレット「アクティブ・ラーニングとカリキュラムマネジメント」)の趣旨と活用に関する説明会を開催しました。
このリーフレットは、県総合教育センターの研究成果として、平成28年度に公立学校全教職員(政令市は除く)に配布するものです。
説明会には、静東・静西教育事務所、教育委員会事務局、県総合教育センターの指導主事など2日間で計135人が参加し、リーフレットの活用と授業改善に向けた説明を受けました。
現在話題になっている「アクティブ・ラーニング」が、各学校の授業実践として根付き、県内教員がリーフレットを十分に活用して次期学習指導要領に対応でした授業力を付けることができる資料提供となるよう、今後も県総合教育センターは、取り組んでいきます。【静岡県総合教育センター】
静岡県就学前教育講演会を開催しました。
講師の宮西達也氏 宮西氏とスタッフで行った読み聞かせの実演
「ニャーゴのやさしさ・ティラノのおもいやり」
心をこめて、読み聞かせたい!
2月6日(土)絵本作家の宮西達也さんを講師にお迎えし、平成27年度静岡県就学前教育講演会を、静岡県男女共同参画センターあざれあで開催しました。
「ニャーゴのやさしさ・ティラノのおもいやり」と題した今回の講演では、宮西さんによる読み聞かせを交えながら、御自身が作った絵本にかける思いや、絵やことばに込めたメッセージについてを語っていただきました。読み聞かせの実演も行われ、「まず、大人が読み聞かせを楽しむこと」の大切さを学びました。
当日は、就学前の子どもを持つ保護者や、就学前教育に関心のある方、幼稚園・保育所・認定こども園・小学校等の教職員が講演会に参加しました。宮西さんによる読み聞かせやお話に引き込まれ、「就学前にしておきたい子どもとの関わり」について考える機会となりました。
遠方から足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
「校務で使う表計算入門研修」を開催しました。
講義「表計算ソフトの学校での活用につい 表計算ソフトの操作方法についての実習
て」
1月15日(金)、静岡県総合教育センターで、教職員を対象に「校務で使う表計算入門研修」が行われました。
今回の研修の目的は表計算ソフトの基礎的な知識と技術を習得し、校務での活用意欲を高めることです。
研修では、表計算ソフトの基本的な操作方法から、校務で役立つ作表機能まで、「校務処理に役立つ」表計算ソフトの活用方法が紹介されました。成績処理に必要な機能や資料作成に役立つ機能などが実習を中心に紹介され、校務でこれらの機能を使っていこうという研修員の意欲も高まったと思います。
研修員が、それぞれの学校で表計算ソフトを活用し、学校全体でも業務の効率化が進んでいくことが期待されます。
「進学指導のための指導力向上研修」を開催しました。
進学指導のための指導力向上研修(数学)① 進学指導のための指導力向上研修(英語)①
進学指導のための指導力向上研修(国語)①
これからの社会で、求められる力とは?
昨年12月24日(木)に、静岡県総合教育センターで、公立高等学校の国語・数学・英語教員を対象に、「進学指導のための指導力向上研修(国語)(数学)(英語)①」が行われました。
今回の研修の目的は、大学入試の変化や静岡県の生徒の学力の現状を踏まえ、これからの社会で求められる力を意識した指導を考える機会とすることです。
それぞれの教科での付けたい力と、社会で求められる力を付けるために、どのような授業展開が考えられるか、意見を出し合いました。
また、生徒が主体的・協働的に学び合う「アクティブ・ラーニング」にも触れ、生徒たちの思考を変えていく視点についても考える機会となりました。
2月10日には、「進学指導のための指導力向上研修(国語)(数学)(英語)②」を三島商工会議所で開催する予定です。
オール静岡!学校と地域の連携推進講座」を開催しました。
写真:講師の山本昌邦氏
山本昌邦さん 人材育成術を語る!
12月12日(土)にNHKサッカー解説者でアテネ五輪代表監督の山本昌邦さんを講師にお迎えし、「オール静岡!学校と地域の連携推進講座」が、グランシップで開催されました。
この講座は未来の社会を担う人づくりに向けて、学校をとりまく方々が地域の子どもに対する教育的支援を行う意欲を高めることを目的としたものです。
「心をつかむ人材育成術」をテーマとした今回の講演では山本さんは、数々の日本代表選手の育成に携わった経験を基に選手や子ども達の育成について語られました。日本代表選手の少年時代などを例にあげ、「少年時代に特別な才能がなくても、あきらめず努力し続けることが大切であり、そういった選手や子ども達の心に火を付けることが指導者の役目」と力説されました。その一方で親しみをもって優しく接してくださる山本さんの姿から温かな人柄を感じることができました。参加した高校生たちには、山本さんから高い目標を持つことや、スポーツを通して成長する素晴しさが伝わったようです。また、スポーツ指導者や一般の方も県内各地から来場され、山本さんの熱い思いが伝わる話に夢中になり、改めて子どもに対する支援を考える機会となりました。
当日遠方から足を運んで下さった方々や講演に御協力下さった皆様方、本当にありがとうございました。
【静岡県総合教育センター】
「新規主査・事務主査研修Ⅱ期」を実施しました。
講義「リーダーに必要な心構え」 グループワーク「主査・事務主査の役割」
協議内容の発表
リーダーとしての決意、新たに!
~新規主査・事務主査研修Ⅱ期を実施しました~
県総合教育センターで、11月6日(金)に今年度主査・事務主査となった職員を対象に、「新規主査・事務主査研修Ⅱ期」を実施しました。
研修では、初の教育行政職員出身の教育長である、西伊豆町教育委員会教育長宮﨑文秀氏に「リーダーに必要な心構え」というテーマで講演をしていただきました。西伊豆町で実践されている政策企画のお話を交えながら、教育行政の在り方や、リーダーに必要な心構えなどについてお話いただきました。
グループワークでは、「主査・事務主査の役割」をテーマに、Ⅰ期研修で協議した若手リーダーとしての実践内容について意見交換を行いました。「学校経営に参画できているか」、「上司・同僚との連携、協働ができているか」など、日頃の業務を振り返り、改めて職場での役割について考える機会になりました。
「新規主査・事務主査研修」は、Ⅱ期で終了となります。研修員たちがこれから事務局・学校現場において、若手リーダーとして職場を引っ張っていくことが期待されます。
モンゴル国の教育使節団が来所しました。
県の教職員研修について説明
モンゴル国教育・文化・科学省事務次官より掛け軸をいただく
センター施設内を見学
モンゴル国教育使節団とセンター所長・次長
10月19日(月)、モンゴル国の教育使節団(教育・文化・科学省訪問団)が来静し、『静岡県の教職員の学びの場』を視察するため、静岡県総合教育センターを訪れました。
使節団はセンターの概要や事業、教職員研修の説明を受けるとともに、実際の研修や電子顕微鏡などの施設設備を見学しました。
モンゴル国でも「教育者の育成」が重要な課題となっており、センターが研究・研修を進めていった過程の成功例や課題などを聞きたいとともに、今後も交流を深めていきたいという御意見をいただきました。
モンゴル教育使節団は、19日(月)から22日(木)までの4日間静岡に滞在し、県内の高等学校等も視察する予定です。
今回の来静は、モンゴル国教育・文化・科学省との連携の第一歩となりました。今後も連携を深めていきたいと考えています。
「新規採用職員研修(Ⅲ期)」を開催しました。
講義「教育課程の基礎」
協議・GW「半年間の振り返り」
演習「接遇フォロー」
平成27年度新規採用職員
~新規採用職員研修Ⅲ期を実施しました~
県総合教育センターでは、10月7日(水)~9日(金)の3日間、新規採用職員(学校事務職員及び教育行政職員)を対象に、「新規採用職員研修Ⅲ期」を実施しました。
研修では、教育予算や教育課程、人権教育、生涯学習など教育公務員として必要な知識を学びました。また、採用2年目の先輩から1年を終えての経験談を聞くとともに、グループ協議で自分の業務を振り返りました。2日目、3日目の「接遇フォロー」では、グループで今までにあった接遇事例を出し合い、対応に困った例や対応を考慮した事例をロールプレイで表現し、共有しました。
「地域住民からこんな電話があったんだけど…」「うちの学校ではこうやっている」など、普段の業務に対する思いを同期で話し合い、振り返るよい機会となりました。
4月から始まった新規採用職員研修はⅢ期で修了となります。研修で培った知識や気概が、学校現場の様々な場面で生かされていくことを期待します。
【静岡県総合教育センター】
「明日から使える学校カウンセリングの技法研修」を開催しました。
講義「学校カウンセリング」について
相談のデモンストレーションを観察
ロールプレイを行い事例検討
~明日から使える学校カウンセリングの技法~
10月1日(木)に、静岡県総合教育センターで、幼稚園、小中学校、高等学校、特別支援学校の教員を対象に「明日から使える学校カウンセリングの技法」の研修が行われました。
学校カウンセリングの技法や特徴を学ぶことによって、子どもや保護者と教育相談を行う上での資質の向上を図ることが研修の目的です。
研修では、演習を交えながら、開発的・予防的カウンセリングや問題解決的カウンセリングの実際について学びました。
研修員は、教育相談のデモンストレーションやロールプレイを観察しながら、児童生徒の内面に起こっている感情の動きや、問題が解決に向いたポイントなどを分析し、意見交換しました。
児童生徒の「すでにできていること」「今できている頑張り」を認めることで、信頼関係を築き、応援していこうという意識が研修員の中に生まれました。研修で学んだ知識や技法が、「明日から」学校現場で生かされていくことが期待されます。
天野浩先生、若者に語る!
今年度の「あすなろ夢講座21」は、青色発光ダイオード(LED)の開発で2014年のノーベル物理学賞を受賞された名古屋大学大学院教授の天野浩先生をお招きし、8月13日にグランシップにて開催されました。会場のグランシップ中ホールには、夏休み期間中ということもあり、多数の高校生を含む1,070人余りが参加し、大盛況な講演会となりました。
「未来をつくる君たちへ」という演題で行われた70分間の講演では、研究生活における苦労話などで会場を和ませながら、LEDのもたらす利便性や未来社会のインフラ整備の重要性など今日の社会的課題を解決するためのビジョンが語られました。
会場では高校生らが熱心にメモをとる姿が見られ、70分間の講演後の質疑応答では「1,500回もの失敗を繰り返しながらもどのように研究のモチベーションを保たれたか」、「将来研究者になりたいが、今、何をしておくことが必要か」といった質問がなされました。天野先生は一つ一つの質問に丁寧にわかりやすく御回答くださり、その誠実な対応や先生のお人柄に会場全体が魅了されました。
「学問は人のため、社会のため」という天野先生の思いが参加者一人一人に届いたことでしょう。静岡県の未来を担う若者の心に一筋の光を灯していただく貴重な機会となりました。
総合教育センター 総務企画課生涯学習推進室
「レッツ連携!幼稚園・保育所等と小学校研修」を開催しました。
講義「幼保の遊びの充実と小学校へのつながり」
グループワーク
~レッツ連携!幼稚園・保育所等と小学校研修~
8月4日(火)に、静岡県総合教育センターで、幼稚園、保育所、こども園、小学校、特別支援学校の教職員を対象に「レッツ連携!幼稚園・保育所等と小学校研修」が行われました。
幼稚園・保育所等と小学校の連携の必要性について理解を深め、それぞれの学校・施設において、一歩進んだ連携の働きかけを考えることが研修の目的です。
講師の永倉みゆき氏(静岡県立大学短期大学部教授)から「幼保の遊びの充実と小学校へのつながり」と題して講義が行われました。
また、「幼保と小の連携についての磐田市の取組」と題して事例発表がありました。
研修員はそれぞれの立場で意見交換を行い、連携に対する課題がどのようにしたら解決するのか協議しました。入学説明会や年度の変わり目だけでなく、普段から幼保小等の教職員が交流していくことの重要性や、行政を含めての連携の必要性など、さまざまな意見が出ました。
今回の研修で学んだ「連携の意義」が、今後それぞれの現場で生かされていくことが期待されます。
小、中、高等学校教員の初任者研修を「富士山麓山の村」で行いました。
自然と向き合い、環境教育について考える
グループワークで4か月を振り返る
キャンドルファイア~第2部親睦の集い~
宿泊棟毎、練習、準備をした出し物を披露する
宝永山ハイキングをし、富士山も魅力を
守るためになされている取組を考える
7月29日(水)から31日(金)まで、小・中学校の教員対象に、また、8月4日(火)から6日(木)まで、高等学校の教員対象に、静岡県立富士山麓山の村で、第4回初任者研修が行われました。
この研修は、「教育に対する理解を深め、教育公務員としての自覚を高めるとともに、自己の特性や課題を把握し、実践的指導力の向上を図る」ことを目的にしています。
この研修では、集団活動の基礎、環境教育、グループワーク、宝永山ハイキング、キャンドルファイア実習、炊飯実習等が行われました。
環境教育では、30年以上の歴史を持つホールアース自然学校の方を講師として、生き物と植物の関係、人間との関わり等、新たな視点で自然を観察しました。自然を守る努力をしている人々のおかげで、自然が保護されていること、今保護をしていかなければ、将来に続かないことに気づかされました。また、講師の様々な研修手法から、研修員は自らの教育実践につながるヒントを学びました。
3日間の様々な活動を通して、自分自身を見つめ、互いに協力することや仲間の大切さを実感できたことが、研修員の姿や振り返りの言葉、笑顔等から感じ取ることができました。
山の村で学んだことをこれからの教育活動で生かし、活躍されることを期待しています。
「バリアフリー図書~触れて楽しむ絵本~」展示の御案内
静岡福祉大学図書課長 進藤令子氏
バリアフリー布絵本作家 山本敬子氏
「始めましょうの会」ドレミの歌を歌う。
布の絵本に触れる親子
開催しています!!
「バリアフリー図書の展示~触れて楽しむ絵本~」
■場所 静岡県総合教育センター 幼児教育コーナー
■期間 平成27年7月15日(水)から8月19日(水)まで
■時間 午前9時から午後5時まで
(第1、3日曜日、国民の休日は休館)
7月15日(水)の「始めましょうの会」では、進藤令子氏(静岡福祉大学図書課長)と山本敬子氏(バリアフリー布絵本作家)から作品の説明をしていただきました。
そして、布の絵本「ドレミのうた」を見ながら、進藤氏、山本氏と参加者で「ドレミの歌」を歌いました。参加者の歌声とハンドベルの響きで、幼児教育コーナーには温かな優しい空気が流れました。
見えない、読めない、わからないなど、様々な理由によって絵本の楽しさを実感できない子どもたちに、バリア(障害)をなくし、だれもが楽しめるように工夫されたのがバリアフリー絵本です。静岡福祉大学の協力のもと、触れて楽しむ絵本の数々を集めました。色が鮮やかで様々な工夫がされている作品に思わず触れてみたくなります。
幼稚園・保育所、こども園等の現場の先生方の間では、特別な支援を必要とする幼児の理解と対応について学びたいという声が数多く聞かれます。幼児教育コーナーでは、今回のバリアフリー図書を始めとして、特別支援教育に関わる幼児教育書や絵本も数多く揃えております。是非、この機会に幼児教育コーナーにお立ち寄りください。
「地域とともに歩む学校づくり研修」を開催しました。
佐藤晴雄氏(日本大学教授)による講演
グループワークで、自校の実践、課題や成果を紹介
学校と地域が連携・協働して教育にあたるための理想の校内体制を考える
「学校と地域の連携に関わる県の方針・施策と取組事例について」の講義
6月25日(木)に、静岡県総合教育センターで、小・中学校の教員対象に「地域とともに歩む学校づくり研修-地域と学校のWin& Winの関係を築くために-」が行われました。
この研修は、「学校と地域が連携・協働するために、学校の生涯学習担当及び地域連携の推進者の資質向上を目指すこと」を目的としています。
始めに、県教育委員会社会教育主事より「学校と地域の連携に関わる県の方針・施策と取組事例について」の講義がありました。
次に、佐藤晴雄氏(日本大学教授)による「学校と地域が連携・協働し教育を行う意義」と題しての講演が行われました。
次に、仁平美和子氏(御前崎市立御前崎小学校教頭)、小川ふみゑ氏(御前崎市コミュニティ・スクールC.S.ディレクター)による「地域との連携による教育活動の充実」に関する事例発表がありました。
最後に、グループワークでは、自校の実践、成果や課題を紹介し、学校と地域が連携・協働して教育にあたるための理想の校内体制を考えました。
学校に戻り、学校や子どもたち、地域の方にとっても、「よかった。」という思いを味わうことができる取組が推進されていくことを期待します。
「教職員育成リーダー研修」(Ⅰ期)を開催しました。
所長講話「経験豊かな教職員に求められるもの」
グループワーク「若手・中堅教職員の効果的な育成とは」
6月22日(月)・6月23日(火)に、静岡県総合教育センターで、経験豊かな教職員を対象に「教職員育成リーダー研修」(Ⅰ期)が行われました。
教職員の世代交代が進む中、若手・中堅教職員への指導力の向上を図るとともに、経験豊かな教職員に求められる資質能力を高めることが研修の目的です。
研修員は、各学校での若手・中堅教職員の育成について報告し、「効果的育成のポイント」についてグループで意見を出し合いました。若手教員への声かけや中堅教員への指導のポイントなど、それぞれの学校での教職員育成の状況を、情報交換することができました。
平成28年1月26日(火)・2月8日(月)には、「教職員育成リーダー研修」(Ⅱ期)を開催し、学校や教員研修の場で実践した若手・中堅教員への指導や助言について、報告会が行われる予定です。
「校内におけるOJT促進研修」を開催しました。
講師の中原淳氏
講義「若手教員を育てる、学校をつくる」
「教員の成長」についての話し合い
「今の若手の教員の様子」をレゴブロックで表現
6月15日(月)に、静岡県総合教育センターで、小・中学校、高等学校、特別支援学校の教員対象に「校内におけるOJT促進研修-メンターチームの編成-」(Ⅰ期)が行われました。
この研修は、学校内における人材育成の取組を推進し、学校組織活性化のための資質能力の向上を図るために行われました。
ここでいう「メンターチーム」とは、複数の若手教員と先輩教員とでチームを編成し、若手教員を支援する活動をしていくものです。
講師の中原淳氏(東京大学大学総合教育研究センター)から「若手教員を育てる、学校をつくる」と題して講義が行われ、若手教員の成長には、「経験」と「同僚とのつながり」が大切であるとの話がありました。
研修員は、レゴブロックで表現した「自分をひとまわり大きくした経験」や「今の若手の教員の様子」を見せ合いながら、「教員の成長」について話し合ったり、研修員が学校でどんな役割を果たしたらよいかを考えたりしました。
ここで学んだ研修員は、学校でメンターチームを作り、若手教員の育成への取組を実践していきます。
平成28年2月17日(水)には、「校内におけるOJT促進研修-メンターチームの編成-」(Ⅱ期)が行われ、実践報告会などが計画されています。
「特別支援学校 初任者研修」を開催しました。
(分散会:先輩教員と語り合う)
(身体表現活動)
(身体表現活動:グループでの創作活動)
5月27日(水)から5月29日(金)まで、静岡県総合教育センターで、特別支援学校の新規採用者を対象に、第2回初任者研修が行われました。
「教育に対する理解や公務員としての自覚を高めるとともに、新規採用者が相互に学び合うことを通して、自己の特性や課題を自覚し、教育実践力の向上をはかる」ことが目的です。
「特別支援教育」「子ども理解と授業づくり」「教育の情報化」「人権教育」等の講義や演習、そして先輩教員と語り合う分散会等が行われました。
27日には、SPAC劇団員を講師として、表現力や発想力を高める身体表現活動を行いました。新規採用者は、グループ別に様々な動きをし、自らが体を動かすことや一緒に取組むことの楽しさを実感しました。
今回の研修で学んだことを生かして、新規採用者の方々が学校の子どもたちの前で、表情豊かな姿で元気に活躍されることを期待しています。
「新規主査・事務主査研修」を開催しました。
(コミュニケーションゲーム)
(講演「若手リーダーシップ開発」)
(連携・協働について意見を出し合い、図表化)
静岡県総合教育センターでは、5月27日(水)、28日(木)の2日間、今年度に主査、事務主査となった方を対象とした、「新規主査・事務主査研修Ⅰ期」を実施しました。
初日の講演では、㈱Skill pod 須見庸子氏に「若手リーダーシップ開発」というテーマで講演をしていただきました。演習では、コミュニケーションスキルについてグループで意見を出し合いました。
研修員からは、「日々の業務の振り返りを通して、色々な気づきがあった」「他者からではなく、自分から働きかけてコミュニケーションを取ることの大事さを学んだ」などの声が寄せられました。
研修員にとって、職務に必要な知識を学ぶとともに、職場での役割意識について考える機会となりました。今後、参加者はチームの要として、リーダーシップ、メンバーシップを発揮していくことが期待されます。
「県立高等学校非常勤講師研修会」を開催しました。
(総合支援課長の話)
(公務員としての心構えを聞く研修員)
(日頃の授業実践を話し合う)
(授業の基礎技術を学ぶ)
「先生」と呼ばれるということ
~責任をもって教育をする~
5月16日(土)、23日(土)に総合教育センター主催の「静岡県立高等学校非常勤講師研修会」を行いました。
これは、本年度、非常勤講師として初めて教壇に立った方に向けて行った研修会です。
学校の中では、生徒から見れば教諭、講師の区別なく「先生」であり、公務員として、「法を守ること」、「信用失墜行為を起こさない」等の大切な責任があること、日々の授業は、生徒が実感をもって理解することができるようにすること等を研修員は学びました。
また、担当する教科の指導主事と日頃の授業実践の悩みや問題点について話し合いました。研修員同士でも話ができたり、先輩教員としての指導主事のアドバイスも受けたりしたことで、研修者はこれからのよりよい教育実践につなげていきます。